脱力駆動開発記

ゲームアプリを作るエンジニアの技術メモ

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リモートで作業を始めて感じていること

6月から別タイトルに移っての仕事をしていますが、急な異動だったため後任者への引き継ぎが完全に終わっていません。
しかも前タイトルとは別のオフィスで作業をしているため、面と向かってのサポートができません。
簡単な資料と説明はしたものの、6月中はリモートでやりとりをしつつ必要であれば自分も作業(実装とコミット)に加わるとのこと。

そんな状況なので、日中作業していると突然slackで
「敵の動きが急に変になったんすけどどうしましょう」
みたいな連絡が飛んでくるわけです。

そんなやりとりを始めて2週間ちょっと。リモート作業(主にメンバーとのやりとりは文字ベースという前提)について感じたことをざっと書きます。


1. 認識の食い違いが致命的

チームのエンジニアと面と向かってやりとりをしていたときは認識の違いというのはあまり起きなかった。というのも実際に一つのPC画面を見ながら問題について議論できたし、相手の誤解を会話の中ですぐに正し認識を会わせることができたから。

しかし離れた場所で文字だけとなると、まず相手が訴えている問題を完全に理解することが難しい。しかも、自分が理解したと思っている問題の内容が間違っていた場合に気付きにくい。

極端な例)
メンバー(以下メ:実機でガチャが動かないのですが、何か設定とかありましたっけ?
リモート(以下リ:今はテストモードでしか動かないようになってるから、テストモードになってるか確認してもう一度やってみてください
メ:いや、テストモードでやってるんですよね...

(このあといくつかやりとり)

メ:まあこの○○ガチャはまだ急ぎじゃないのでもう少し見てみます..
リ:えちょっとガチャって通常のガチャのことじゃないの?
メ:いや、○○ガチャっす。
リ:勘違いしてたわ

対策:
各やりとりで要素を分解して認識を合わせる。疑問を残さない。
普段会話の中でやりとりをしているときは
『実機(Android?iOS?)でガチャ(何のガチャ?)が動かない(ローカルで?サーバー環境で?)、何か設定(ビルド設定?実行時設定?)とかありましたっけ?』
のような疑問が会話中に浮かび、それを口答でパパッと聞いていたなと思います。しかし文字になると途端にそれができなくなってしまっていたので、気をつけようと思います。


2. 表情が見えない

文字ベースだと表情が見えないです。
表情が見えないと相手の感情が掴みづらいし、自分の説明が伝わってるのかも読み取り辛いです。
それで何が問題かっていうと、相手に間違いの指摘や注意がし辛い。

リ「ここ、○○なので修正をお願いしてもいいですか」
メ「なぜ○○だと駄目なのでしょうか?」
リ「○○だと素材が変わる度に同じ作業をすることになってしまい、時間がもったいないからです」
30分無反応 リ(やばい言い方悪かったかな?)
メ「なるほど、わかりました。これから修正作業に入ります」
リ「よろしくお願いします(ほっ」

のようなやりとり。
その人とは実地ではこんなことなかったし気にし過ぎなのかもしれないですが、相手の顔が見えないと自分のメッセージがどう受け取られたかが読み取り辛く、いらぬ心配をしてしまう。

対策:
不安になるような言い方をしない。(漠然


3. 孤独感

一人で別の場所で作業しているという状況は、たとえその作業している場所が他のプロジェクトメンバーで賑わっていたとしても孤独に感じます。
できることなら最後まで完遂したいプロジェクトだったなあ。
チームで特に仲のよかったメンバーが定期的に飯に誘ってくれるので、それはありがたいし助かってます。


まあそんなところです。後半雑になってしまいましたが。
あれですね。ビデオチャット使えるよう頼んでみます。笑